Kenwood ケンウッド 「D-3300A」 取扱説明書付動作品商品説明ご覧いただきありがとうございます。秋の区画整理による引越に向けて、当オークションや販売店にて買い集めてきたコレクション機材を、断続的に出品させていただいております。説明を最後までしっかりとお読みいただき、お付き合いいただければ幸いです。

ケンウッド（現JVCKENWOOD)が1986年に発売した、D/Aコンバーター内蔵プリメインアンプ「D-3300A」です。

本品は、PSE法施行による大騒動の最中の2006年3月2日に、有名リサイクルショップチェーンの店頭にて入手した品物です。
「電源入り、音出た」とプライスカードに明記されたジャンク品でした。

外装は、フロントパネル左上部にある製品名の“DIGITAL”の「T」の文字が丸々、そして「A」の一部分が消えていたこと、フロントパネル上部カドにいくつかの打刻傷があること、両サイドウッドのカドや底部にプリントフィルムの小さな剥がれがあること以外に、目立つ傷がなく、“ジャンク”にしてはキレイだったので、PSE大騒動の最中、「これを逃すともう2度と手に入らないかも・・・」との強迫観念から、購入に至った品物でした。

持ち帰って約2日間かけてチェックしたところ、左chに時たま雑音が入ることから、当時囁かれてた「PSE法施行後は、施行前の製品の修理も出来なくなる可能性が高い」との、今思えば完全にデマだった情報もあったため、3月7日に地元のケンウッド・サービスに持ち込んで修理を依頼。3月10日に、リレーとプッシュスイッチ、小型のボリューム類にランプが交換され、無事修理されて戻ってきました。

本来ですと、その後メイン機として活躍するはずだったのですが・・・、修理完了の前日の夜、東北地方のとある家電ショップの品ネット販売ページに“SONY TA-FA7ES”があるのを見つけ、「リモコンもあるし、MOS FETの音も聴いてみたい」との欲求とPSE法施行の強迫観念に抗えず、そちらも購入してしまったため、本機は“予備機”か“セカンドシステム用”にしようと決めて、ビニール袋に包んで“モスボール
その後、ジャンク出身のオーディオ機器が増え続けたため、接続端子数に不満が出て“TA-FA7ES”は大分前に当オークションにて売却させていただき、デザインが好みで、元々欲しかったリモコンのある他機種に変更。さらにアップグレードで、セパレートアンプ（死語？）に変更した際も、本機を手放す気にはならないまま、つい最近まで来ていましたが、引越に持っていける機器が、荷物の一時保管場所の都合で、さらに縮小しなければならなくなったため、断腸の思いで、出品させていただきました。

出品に当たり1週間かけてチェックしましたところ、当初はボリュームに若干のガリが、また背面端子の一部に接触不良の生じていましたが、端子は背面パネルを外して再ハンダを実施。またボリュームはツマミを数回廻したところ、解消した感じで、8時間連続稼働後、1日1時間のほど動作確認でも、不具合と思われる症状は発現しませんでした。

各端子の接続や切替、DACモード時の入出力、スピーカーの切替や、BASS/TREBLEの動作、バランス調整にLOUDNESSも特に問題は感じられませんでしたが、PHONO入力のMCポジションとスピーカーのA+Bモードにつきましては、手持ちの機器の関係で未チェックです。

また、背面パネルを外す際に、リモートワイヤーのカバーの爪1つにクラックが入っていたのを見つけたため、溶剤系接着剤とプラリペアを使用して補修しています(9枚目の画像の左下をご覧ください）。

外装の詳細は、各画像をご確認くださいませ。

PCでご覧の方は、大きく見たい画像を表示させ、画像上で左クリックし、そのままブラウザのアドレスバーに持っていってドロップすると、ヤフオク規定の最大画像サイズ1200×900ピクセルにて表示されますので、ご利用ください。

付属品は、本機入手後に、秋葉原の有名販売店でたまたま見つけて購入した「取扱説明書」のみとなります。こちらは若干のヨレや折れがありますが、かなりキレイな
以上のような
また本機は実測値で“21.1㎏”と20㎏を超えていますので、宅急便のサイズは「160」となりますので、ご承知おきくださいませ。

内蔵DACに関しては、解像度などが現在では時代遅れの感が否めないですが、打込+音圧を上げた音源を聴く限りでは、なかなか味のある音を奏でますし、アナログアンプ部分は今でも十二分に通用する音質かと思いますので、ご活用いただける方のご入札、お待ちいたしております。